栄光のエクソダス 二児のパパになった三十路クライマーのブログ

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商社営業は現代社会に本当に必要なのか?商社営業職にやりがいを見出せない理由。営業は陽キャ乞食である

通信技術も未発達であった100年前とは違い、現在はテレビやラジオ、更にはインターネットの登場と商品をPRする媒体はいくらでもあります。

極論を言ってしまえば、優秀な広告さえ打っておけば営業活動せずとも需要者は購入します。

営業活動にかかる費用も削減できる為、

売る側はより利益を得る事ができ、

買う側はより安く購入する事ができます。

私は現在商社営業として営業活動に精を出しています。

実際にやってみて商社が社会において無駄だなと思える場面にいくつも立ち会ってきました。

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商社が必要な理由

大手メーカーは供給量が多いため、直販には限界があります。

全国に営業所を設けるのも一手間ですし、他にも運送業者と契約したりとコストが非常にかかります。

それよりも製造設備投資や新製品開発に費用を回すことの方が重要です。

全国に販売拠点を持つ商社へ依頼すれば営業所を設立するコストを削減できるうえに、運送費用も安く済みます。

商社は数十社ものメーカー品を取り扱うため、日々大量の商品をさばきます。

そのため運送業者と安く契約する事ができ結果的にコスト低減になります。

商社の役割とはメーカーからエンドユーザへの商品の流れをスムーズに安価に行う事です。

こうしてメーカーは営業活動を代理店や商社へ委託し、メーカーとユーザーの間に商流として挟むわけです。

商流とその弊害

商流とはメーカー(製造者)からエンドユーザ(最終需要者)まで商品がたどり着くまでの販売ルートを指します。

例:メーカー→XX商事→△△産業→◇◇興業→▼▼電気→エンドユーザ

商流が長くなほど両者にとって不利益が生じます。

ユーザーにとっては単価が高騰し納期が遅くなり、

メーカーにとっては生のフィードバックを受けられずユーザー目線で製品を開発できなくなります。

商社を挟むことで単価が高くなる

商流は商品がユーザーに円滑に供給されるために必要不可欠です。

しかし間に噛む中間業者の数が増えてくると途端に害悪となります。

中間業者は中間マージンを10~20%抜きます。

中間業者4社各々が20%ずつ利益を抜いた場合

  1. メーカー:10,000円→
  2. 中間業者1:12,000円→
  3. 中間業者2:14,400円→
  4. 中間業者3:17,280円→
  5. 中間業者4:20,736円→
  6. エンドユーザ(´;ω;`)

エンドユーザに辿り着くまでにメーカー定時金額から2倍に跳ね上がってしまいましたね。

定価で価格高騰をコントロールする

金額が青天井に跳ね上がる事を防ぐためにメーカーは定価を設定します。

別名で小売価格とも言いますが要はエンドユーザが手に入れた時の価格の事です。

上記の例で行くと、メーカーが予め定価を15,000円に定めておくことで

中間業者も利率を自粛したり、無駄に挟まらなくなり市場価格を適正に近づけることが出来ます。

定価15,000円の商品を中間業者4社各々が10%ずつ利益を抜いた場合

  1. メーカー:10,000円→
  2. 中間業者1:11,000円→
  3. 中間業者2:12,100円→
  4. 中間業者3:13,310円→
  5. 中間業者4:14,641円→
  6. エンドユーザ( ´艸`)

正直中間業者は2社もいればうまく回ります。

増えすぎると単価が上がるだけでなく正しい情報が伝わらなくなります。

情報が伝言ゲーム劣化する 

ある特別仕様の機械を購入したいエンドユーザがいたとして

その詳細情報やスペックを中間業者4に伝えたとします。

その情報が他の業者3社を介してメーカーに伝わった時には全く異なるものになっている可能性があります。

例えばFAXで情報を伝聞した場合、手書きの癖や度重なるFAXの擦れで数字の1がアルファベット小文字のLと間違えて認識されたりします。

間違った商品がエンドユーザに届くまで気付かれないケースもあります。特注機械は返品もできないため今度は中間業者間で罪の擦り付け合いが始まります。

納期が延びる

責任を負いたくない商社は納期をサバ読みます。

仕入先から引合先へ商品を流すとき運送に中1日かかってしまう事と

もし途中で何か起きて運送が止まってしまった時の事を考慮するからです。

納期が延びていく理由

  1. メーカー:5日間→
  2. 中間業者1:1週間→
  3. 中間業者2:10日間→
  4. 中間業者3:2週間→
  5. 中間業者4:3週間→
  6. エンドユーザ!?

見積もり回答もしかりで、本当は当日出る見積もりも、中間業者を通るたびに遅れ、

エンドユーザに届くときには1週間過ぎたりします。

タチが悪い一部の乞食商社

通常、商社営業は利益目標が課されます。

いくら売上げたか?ではなく、いくら利益を得たか

10,000円で仕入れて11,000で売れれば利益1,000円です。

一部の中小企業は売上目標のみを掲げている為、利益度外視で商流に入ってこようとします。

商社で最低限確保しなくてはならない利率の目安が10%ですから、3%は例外的と言えるでしょう。

例えば地方で大きな機械購入案件があったとします。

商社営業は顔だけは広い為そういった情報を敏感にキャッチします。

利益3%でいいので書類だけ挟ましてくれ

そうやって金魚の糞の様にぶら下がってくる商社達。

契約書類を商流に挟むだけで、実務には一切触れません。

エンドユーザともメーカーとも関わることはありませんし、物流の手配もしない。

下から上がってきた注文書類を上に流すだけです。

3%でも10社噛めば約35%単価が上がります

全くの無駄です。

このような社会に全く役に立っていない乞食のような商社が全国に五万と蔓延しています。

商社の根本は変わらない

商社営業とは既存の商流を奪い取ること。

メーカー→商社A→商社B→商社C→エンドユーザ

メーカー→商社1→商社2→自社→エンドユーザ

メーカーとエンドユーザには関係ないところで商流争いは起きています。

この様な不毛な争いに営業販管費として中間マージンが抜かれているわけです。

社会規模で考えると、多すぎる商社ははっきり言って害悪です。

本来の務めである商品のスムーズな供給の範疇を超えて、少ないパイを奪い合っている状況です。

 

無駄な商流は淘汰されていく運命

幸か不幸かこのような社会の役に立っていない商社は自然淘汰される運命です。

現在ではインターネットショップが台頭し、これまでの商流が過去の遺物と化し始めているのが理由の一つです。

ミスミ、モノタロウ、アマゾン。聞いたことがある名前もあると思います。

インターネットショップと言うと黎明期は書籍や衣服、アクセサリー類が主でしたが、現在では便器や家電、特注機械部品までもが購入できます。購入できないものはないのではないでしょうか?

メーカー→アマゾン→ユーザー

この商流で何の問題があるのでしょうか?

従来の商流よりもメーカーは高く売ることが出来、ユーザーは安く購入できる。

実際にはそうはいかないのが社会のおかしなところです。

食いっパグれたくない商社達はメーカーにあの手この手で圧力を掛けるでしょう。

現行品を全て競合他社の製品に切り替えてやる!

御社の商品金額を釣り上げて購入されないようにしてやる!

俺たちを路頭に迷わすのか?

半ば脅迫ですが有り得ないとも言い切れないところが怖いです。

嫌がらせを無視して商流を適正化することで一時的には混乱するかもしれませんが、いずれはお客さんも戻ってくるでしょう。

しかしその商社からの反乱期間の売上減は無視する事が出来ず、踏み切れないのも現実です。

結論:増えすぎた商社は穀潰し

適正数を超えた商社はお互いに既存の商流を奪い合います。

世の中に役に立っているわけでもなく只々不毛です。

そんな仕事に誇りもやりがいも持てる訳が無い。

商流を取るために接待し、面白くもない話に笑い、したくもないゴルフに付き合わされ、好きでもない人の靴を舐める。

使命も天命も何もない中、自分は何でこんなことをやっているのだろうと、

汗か涙かわからない塩味で口の中が乾きます。

ふと立ち止まって考えてしまうともう引き返せません。

一度しかない人生、こんな事でいいのでしょうか?

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