土曜出勤と考えただけで1週間が鬱になりますよね。
6連勤して日曜日挟んだらまた5連勤。
しかし裏を返せば奥さんも育児6連勤な訳です。
妻がパートに出て以来、週末はパパのワンオペ育児が習慣になりました。
それ以前は育児に関して理解が無かったと言わざるを得ません。
自分が実際に育児を全て一人でこなす機会が増えたことで
初めて育児の大変さが理解でき始めました。
土曜出勤中も心配は尽きずソワソワ。
今頃妻は二人の幼児の面倒で疲れ果ててるだろうな。6連勤だし、大丈夫かな?
考え始めると不安が拭えなくなり半ドンする事に決めました。
以前の私ならそんな思考も配慮も欠如していたでしょう。
やはり経験しない事に対して人はどうしても鈍感です。
ママのパパ株が上昇
幸いそれほど仕事をそれほど残していなかったため午後休を申請して早速電話連絡します。
私の予感は的中してました。
午前中の育児で最期の気力まで振り絞ってしまった妻の声は虚ろでした。
天気が良かったので公園へ連れて行きたかったけど体が動かなかった。
それを伝えるので精一杯。
帰ると娘はバーバのところへ遊びに行っていて下の子は抱っこでお昼寝中。
帰宅した私を見るや否や、妻から感謝の言葉。
ワンオペ育児から解放された喜びではなく、
私が育児の大変さを理解した上での配慮が嬉しかった様です。
時間も時間なので踵を返すように公園へ出掛ける支度をします。
幼児二人連れは外出するだけでも一苦労
外は危険がいっぱいです。
- 車道横断で神経を使う
- 突然現る暴走自転車にも恐怖
かといって適当に
エスコートするわけにもいきません。
なので大抵は下の子を抱っこ紐に入れて上の子に張り付く形になります。
まだ自制して交通ルールを守れる年齢ではないし、交通事故も怖さも知りません。
突然車道の方へ走り出したりするので気が休まりません。
やっとの思いで公園に着いてもここからが本番といってもいいでしょう。
公園についてからが本番
- 一緒に遊ばないといけない
- 子供の公園からの脱走を阻止
- 他人に迷惑かけないか
心配事は尽きません。
幼児一人ならまだしも二人はキツイ。
二人仲良く遊んでくれればありがたいのですが、
公園に着いた途端に反対方向に駆けてゆく始末。
こんな感じで公園へ連れて行くのでも一苦労します。
娘のパパ株が上がる
話を戻します。
急いでスーツを着替えて子供達を外へ連れ出します。
午前中公園で運動していなかったので子供達は元気全開です。
娘は家を出てから公園に到着するまでずっとお喋りしながらバランスバイクを漕いでいました。
ねえパパ!今日はどうして早く帰って来たの!
娘ちゃんに少しでも早く会いたかったからだよ!
半ドンした事で妻だけでなく娘の私に対しての株も急上昇です。
こんな昨今のカップルでもしないような会話をしてるうちに公園へ到着。
1時間位は公園で一緒に遊んだでしょうか?
子供達はまだまだ遊び足りないのか中々帰りたがらないので延長戦です。
幼児期は一生で一度きり
ワンオペ育児を始めてから心がけている事があります。
- 子供が遊ぶ時は一緒に遊んであげる事
- 出来るだけ子供が満たされるまで付き合ってあげる事
憔悴してどうしても付き合えない日も勿論あります。
しかし少年少女期は人生でたったの一回しかありません。
正直なところ仕事よりも大切な時期だと思います。
会社にとって社員はいくらでも替えがいますが、子供にとってパパはたった一人。
極論、定年して退職金以外に何が残りますか?
人脈も名刺も無用の長物になるでしょう。
仕事は大事です。子供の食費や学費も仕事して稼いだお金で賄われます。
私にとって仕事は生活する為の手段。
子育ては生命としての目的です。
育児より仕事に重きを置く理由が私にはありません。
私にように営業という替えのきく職業だから言える戯言でもありますが。
もっと人々の役に立っているような崇高な職業に就いている方々にはまた別の話かもしれません。
夫婦円満の秘訣
一方、ワンオペ育児から一時敵に解放され、妻も心なしか顔色が良くなってきました。
仕事には仕事の苦労が有るように、育児には育児の大変さが有ります。
夫婦円満の秘訣とはまずはじめに相手の状況を理解する事から始まるのではないでしょうか?
下記の書籍は日本に滞在経験のある作者が日本人の父親達に説く、父親が子育てで持つ役割と重要性を説いたものです。
なるほどな、と唸るものがあります。
パパは機会があれば是非一読をお勧めします。